◼️スーパーフードってなに?
スーパーフード(superfood)は、栄養価が非常に高いとされる食材のことを指します。これらの食材は、ビタミンやミネラル、抗酸化物質などの栄養素を豊富に含んでおり、健康に良い影響を与えるとされています。
ただ、万能食材という事ではないので、バランスの取れた食事を心掛けることが最も重要であり、スーパーフードだけに頼るのではなく、多様な食材を摂取することが推奨されています。
◼️どんな食材がある?
1. ケール:ビタミンA、ビタミンC、カルシウム、鉄などの栄養素を含んでおり、抗酸化作用や炎症を抑える効果があります。
体内で増えた活性酸素を除去していくことが、老化や、がん、生活習慣病などの予防になりますが、活性酸素によって酸化を抑えることを、抗酸化と言い活性酸素から体を守る事を抗酸化作用と言います。
2. ゴジベリー:ビタミンC、ビタミンA、食物繊維、抗酸化物質を含んでおり、免疫力の向上や眼の健康に良いとされています。中国産のクコの実は、漢方の分野では長寿の薬と言われています。
3. マカ:アミノ酸、ビタミン、ミネラルを含んでおり、エネルギー増加やホルモンバランスの改善に役立つとされています。アンデス山脈の高地を原産とするカブの一種。
4. チアシード:オメガ-3脂肪酸、食物繊維、タンパク質を含んでおり、エネルギー供給や腸内環境の改善に効果があるとされています。サラダやシリアル、スムージーに加えても合い、ジェル状のものを潰した果実と混ぜるとジャムになる。
5. カカオ:抗酸化物質やミネラルを含んでおり、心臓の健康や気分の向上に役立つとされています。中南米原産のカカオはチョコレートの原料。
◼️スーパーフードを食べるとどんな良いことがある?
1. 栄養豊富: スーパーフードは一般的に、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質、健康に良い脂肪など、豊富な栄養素を含んでいます。これらの栄養素は、免疫機能の向上、エネルギーの増加、健康な肌や髪の維持など、多くの健康効果につながります。
2. 抗酸化作用: スーパーフードには、抗酸化物質が豊富に含まれています。抗酸化物質は、体内の有害な活性酸素を中和し、細胞のダメージを防ぐ働きがあります。これにより、老化の抑制、炎症の軽減、慢性疾患のリスクの低下などが期待できます。
3. 心血管の健康: スーパーフードには、心血管の健康に良い影響を与える成分も含まれています。例えば、オメガ-3脂肪酸は、コレステロールを改善し、血液凝固を防ぎ、心臓病や高血圧のリスクを低下させるとされています。
4. 糖尿病管理: スーパーフードの一部には、血糖値を安定させる効果があるものもあります。例えば、キヌアやチアシードは低GI(血糖値指数)食品であり、糖尿病の管理に役立つとされています。
5. 腸内環境の改善: スーパーフードには、食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は腸内の善玉菌の増殖を促し、腸内環境を改善する効果があります。これにより、便通の改善や免疫機能の向上などが期待できます。
以上のように、スーパーフードの摂取は健康や免疫機能の向上、慢性疾患の予防など、さまざまな健康効果をもたらすことが期待されています。ただし、繰り返しになりますが、バランスの取れた食事が最も大事です。さらに適度な運動との組み合わせると尚、効果的でしょう。